スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

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予告編は素晴らしい。でも、素晴らしいのは予告編でした。

やりたいことはわかる、撮りたいものを撮ったということも伝わるし、キャストはとんでもなく豪華な上にサブちゃんがエンディングテーマを歌う気合の入れようだ。けれど、まったく面白くないんだ。

きっと、これ詰め込みすぎたんだと思う。やりたいことがいっぱいあって、それを取れるチャンスが来て、じゃぁ全部詰め込んでしまおうという感じに見える。ギャグをやろう、銃と刀のバトルだ、エロスも入れよう、おー、おもしれーじゃん俺の映画という感じで撮ったんだろう。結果、テーマだけが面白くて他はダメダメな映画が出来上がってしまったみたい。

ただ、ラストのバトルシーンはとてもよかった。銃と刀のバトルなんて日本人しか思いつかないんだから、これを全編通せれば素晴らしい映画になっただろうに。

ところで、西部劇に刀って何年も前にサムライウエスタンが通った道じゃないか。ゲームは映画をすでに追い抜いている。