お仕事日記:丸太の集荷

なんでこんなにでかい工場がヨーロッパで成り立つのか、ほんとに丸太集荷できんのか?という疑問の一つの答えとして、Transport costが大きく違うんだよ、というものがあると考えられます。日本だとトラック1台20立米くらいとすると、CEUで1.5倍、Swedenだと2倍を一度に運べます。またTrainによる丸太輸送もあり、遠方からでも比較的安い集荷が可能になっています。集荷範囲が広くなるため丸太の供給量があがり、工場も大型化できるため生産性も上がると、日本と比較して競争力が高い理由の一つになっていることは間違いないと思います。
そう考えると、林道もっと作れ既設林道は拡幅だというという林野の方針は正解であり、やれやれもっとやれ会社の山も当然拡幅しなきゃねという話になるんじゃないかと思うのです。
また、一般道の重量制限について規制緩和!というのも同時に必要になるんじゃなかろうかなぁ。こちらのLog truckは日本でいうトレーラーみたいに見えんでもないですが、あくまでTruckと考えると重量規制が全然違っていて、ここには間違いなく差がありますな。いやまて、あれか、トラックの荷台を駆動部分と分離できるようにして、山降りたところでで荷台二つか三つつなげてトレーラーに変形するってのはどうだろうか。これ、いけるんじゃね。