秋葉の通り魔

日曜日、おいらが札幌でYOSAKOIやってるときに悲劇は起きたらしい。夜中に紋別に帰ってきたら東京の友人が冗談で「秋葉に行ってねぇよな?」と電話してきたのだけれど、もし今でも本社勤務だったらばありえない話ではなかっただろう。事件が起きたのは新しくできた方のソフマップの前なので微妙に巡回ルートからは外れているけれど、メッセサンオー方面に足を伸ばすときには前を通っていた。そういや、もしかして神奈川在住のヤツは現場にいたんじゃないのか。あそこはとらのすぐ脇だった気がするし、日曜の昼によく出没してたみたいだし可能性は低くない。大丈夫か、生きてるか。
ゲームやネットを叩くいつものパターンに議論は収束し、何事もなかった日々がすぐに戻ってくるだろうし、政府はナイフを規制するなんて本気で言っているのか冗談なのか良くわからんことを言ってる。大半の人にとって日常は平和なままだろう、けれど一方で今回の犯人のような、社会の壁にぶち当たって立ち直れない人は少しずつ増えていく。さて、どうすればみんな幸せになれるのだろう。脱線しても人生に絶望せずに生きていけるのだろう。
私は一応人生レールにまだ乗っているんだろう。すばらしい未来は残念ながら見えないけれど、レールから下りる勇気はなかなか出てこない。飛び降りてみたいとは常々思うのだけれども、それがかなう日が来るのだろうか、なんて「駅前のぶる〜す」@森山直太郎を聞きながら考えてみた。