お仕事日記:今日は座学でした

今日はPurchaserを支えるチームのお話を聞きました。オーストリアのSupplier(森林所有者)は小規模なんだよとは聞いていましたが、Contractの数と一件あたりのボリュームを見るとほんとに小さいことがよくわかります。でかいのは確かにでかいんですが、一桁立米のContractが結構たくさんあって、管理するのももちろんですが、丸太集めるの大変だろうなぁと思った一日になりました。機械で丸太をソーティングして、検収データが自動でシステムに取り込まれるというのは、工場だけではなく、営業面でも非常に重要というか必須なんだと思われます。
今日驚いた話しとして、せっかく工場に立派なソーティングマシーンがあるのに、Supplierは運送前に検収しているようです。まぁ、工場を全面的に信頼しないっていう気持ちはわかるし、たまにチェックするってのならばそれはいいことだねと思うのです。しかし常にやるとなると別な話で、そりゃ時間がもったいないよねってことになると思うんだけど、そうもいかないものなんでしょうか。ソーティングマシーンは一本一本の3Dデータと表裏の写真を記録してるので、それを見て満足すれば、それでいいじゃない。いやまぁ、うーん、でもなぁ、そんなもんなんかなぁ。
この話を聞いてSwedenを思い出すと、計測会社を山側と工場側で立ちあげたってのはよく考えられた仕組であることに気付かされます。前に皆伐の生産性計算したことあるんだけど、検収を入れると一気に生産性って落ちるんだよね。日本でも研究機関とかがよく伐採の生産性データ取ってるけれど、あれ検収の時間入ってないのが普通なんだぜ。